マインクラフトの魅力の1つは、友達と一緒に遊べること。
でも、自分でサーバーを立てようとすると、「ポート開放」という壁にぶつかったことはないでしょうか?
- ポート開放って難しそう…
- セキュリティが心配…
- ルーターの設定が難しい…
そんな人も多いでしょう。
けれど、実はポート開放なしでもマイクラサーバーを公開できるんです!
この記事では、ポート開放なしでマイクラサーバーを立てる3つの方法を紹介します。
この記事を読めば、技術的な知識が少なくても、簡単かつ安全にマイクラサーバーを公開できるようになりますよ。
その結果、マイクラサーバーを公開し、楽しいマイクラライフを送ることができるようになるでしょう。
ポート開放なしでマイクラサーバーを立てる3つの方法
マイクラサーバーをポート開放なしで立てる方法は主に3つあります。
- VPSからVPNを利用して自宅サーバーに中継する
- 公開ツールを利用して自宅サーバーに中継する
- VPSを利用する
これらの方法は、それぞれ異なる利点と欠点を持っています。
あなたの状況や目的に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
それでは、各方法について詳しく見ていきましょう。
VPSからVPNを利用して自宅サーバーに中継する
VPSとVPNを使うメリットと強み
- めっちゃ安定する
- 制限がほとんどない
VPSとVPNを使うデメリットと弱み
- VPSの料金はかかる
- 技術的に難易度が高い
VPSからVPNを利用して自宅サーバーに中継することで、安定してマイクラサーバーを公開できます。
僕の場合、VPSと自宅サーバーの間にTailscaleでVPNを張り、Nginxで転送するという方法があります。
この方法のメリットは、安定していることですね。
また、公開ツールと違って制限がほとんどないこともメリットでしょう。
「ユーザーが多くなったから制限をかけます!」なんてこともありません。
ただし、VPSの利用料金として月に400円程度のコストがかかります。
そして設定方法が複雑なので、技術的な挑戦を楽しみたい方におすすめの方法です。
公開ツールを利用して自宅サーバーに中継する
公開ツールを使うメリットと強み
- 無料で利用できることが多い
- セットアップが簡単
公開ツールを使うデメリットと弱み
- サービスの安定性や速度が不明
- 無料で利用している場合、サポートは期待できない
公開ツールを使う方法は、技術的な知識が少ない人でも気軽に始められる選択肢です。
例えば、playit.ggやSecure Share Netといったサービスが有名です。
前提として、これらのツールは多くの場合無料で利用できます。
無料なので使うハードルが低いね!
また、基本的に数クリックで公開できるので、セットアップが簡単です!
ただし、サービスの安定性や速度が不明なことが多いですね。
さらに無料で利用している場合、サポートは期待できないと思っていいでしょう。
友達と気軽に遊びたい程度の人におすすめの方法です。
VPSにマイクラサーバーを構築する
VPSにマイクラサーバーを構築するメリットと強み
- 自宅サーバーがなくても24時間起動できる
- マイクラサーバーの構築が簡単
- 自宅のネットワーク設定に手を加える必要がない
VPSにマイクラサーバーを構築するデメリットと弱み
- 短期契約の場合、料金が高い
VPSにマイクラサーバーを構築する方法もあります。
実際にはVPSにポートを開けるのですが、自宅のネットワークにはポートを開けません。
だから、自宅のネットワーク設定に手を加える必要がなく、安心して利用できるんです。
けどマイクラサーバーの構築が難しそう…
そんな人には、初心者でも使いやすいマイクラ用のレンタルサーバーがおすすめですよ。
安定したゲームプレイが可能で、価格もそこまで高くありません。
選び方などの詳細情報は、以下の記事が参考になると思います。
もしよければご覧ください!
マイクラサーバーのポート開放不要化がもたらす3つのメリット
マイクラサーバーをポート開放なしで公開することには、いくつかのメリットがあります。
これらのメリットは、セキュリティや利便性の面で大きな意味を持ちます。
ポート開放不要化によって得られる主なメリットは以下の3つです。
- セキュリティリスクを大幅に低減する
- 複雑な設定作業から解放される
- ルーター機種による制限を回避する
それでは、各メリットについて詳しく見ていきましょう。
セキュリティリスクを大幅に低減する
ポート開放なしでサーバーを公開することでセキュリティリスクを大幅に低減できます。
これは、直接的なインターネット接続を避けることで実現されます。
例えば、自宅サーバーのグローバルIPアドレスを直接公開しないことで、DDoS攻撃のリスクを軽減できます。
僕の経験だけど、ポート開放したサーバーがDDoS攻撃を受けて通信が一時的に落ちたことが…
つまり、ポート開放なしの方法を選ぶことで、より安全にサーバーを運用できるのです。
セキュリティを重視する方や、安心してサーバーを運用したい方におすすめです。
複雑な設定作業から解放される
また、ポート開放不要の方法を選ぶことで、複雑な設定作業から解放されます。
これは、特に技術的な知識が少ない人にとって大きなメリットとなります。
例えば、通常のポート開放では、ルーターとサーバー側の両方で設定を行う必要があります。
この作業は初心者にとっては難しく、時間もかかる場合があります。
ルーターで通信が止まってしまうとか、面倒なことが多い…
ポート開放不要の方法を選べば、こうした複雑な設定作業をスキップできます。
つまり、より簡単にマイクラサーバーを立ち上げ、友達と遊ぶことができるのです。
設定作業に苦手意識を持つ方や、すぐにサーバーを立ち上げたい方におすすめです。
ルーター機種による制限を回避する
さらに、ポート開放不要の方法を使えば、ルーター機種による制限を回避できます。
これは、特定の環境下でサーバーを立てたい人にとって重要なメリットです。
例えば、マンションの共有回線を使っている場合、ルーターの設定を変更できないことがあります。
このような状況でも、ポート開放不要の方法を選べば、問題なくサーバーを公開できます。
つまり、自分の環境に関わらず、誰でもマイクラサーバーを立てられるようになるのです。
特殊なネット環境を使っている方や、ルーター設定を変更できない方におすすめです。
ルーターについては以下の記事で詳しく解説しているので合わせてお読みください。
マイクラサーバーをポート開放なしで公開する2つのデメリット
マイクラサーバーをポート開放なしで公開することには、いくつかのデメリットもあります。
これらのデメリットを理解することで、より適切な方法を選択できるでしょう。
ポート開放なしでサーバーを公開する主なデメリットは以下の2つです。
- 公開ツールを使う場合、時間帯によっては重くなる可能性がある
- VPSに構築する場合、高コストになってしまう
それでは、各デメリットについて詳しく見ていきましょう。
公開ツールを使う場合、時間帯によっては重くなる可能性がある
公開ツールを使う方法では、サーバーが重くなる可能性があります。
これは、データが直接ではなく中継サーバーを経由するために起こる現象です。
この問題はVPSとVPNを併用する方法にもありますが、それは微々たるものです。
公開ツールを利用する場合、大量のユーザーが利用しています。
つまり、同時接続数が増えると通信速度が低下することがあります。
公開ツールによっては、めっちゃ安定しないものがあるよ
ただし、VPSとVPNを併用する方法を選べば、この問題をある程度解決できます。
安定した通信環境を求める方や、大人数でのプレイを予定している方は注意が必要です。
VPSに構築する場合、高コストになってしまう
結論としては、VPSを利用してサーバーを構築する場合、一定のコストがかかります。
これは、安定性と引き換えに支払うべき対価と言えるでしょう。
例えば、最低でも月2000円程度の費用がかかると考えておく必要があります。
長期契約すると安くなるよ!
ただ、誰でも参加できる公開サーバーの場合は注意が必要です。
なぜなら、VPSはスペックが上がると圧倒的に高くなるからです。
個人的には、そこまでコストをかけるなら自宅サーバーを置くことをおすすめします。
最近では電気代が安いミニPCもあるので、長期的にはそちらの方が経済的かもしれません。
つまり、予算と必要な機能を天秤にかけて、最適な選択をする必要があるのです。
コストを重視する方や、長期的な運用を考えている方は、慎重に検討しましょう。
【まとめ】マイクラサーバーをポート開放なしで楽しもう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
この記事では、マイクラサーバーをポート開放なしで公開する方法について詳しく解説しました。
以下に要点をまとめます!
- VPSとVPNの併用、公開ツールの利用、VPSへの直接構築という3つの方法がある
- ポート開放不要化により、セキュリティリスクの低減や設定の簡易化が実現できる
- 一方で、公開ツールの不安定さやVPS利用時のコスト増加などのデメリットもある
中でも最も重要なポイントは、あなたの状況や目的に合わせて最適な方法を選ぶことでした。
以上の情報を参考に、あなたも安全で楽しいマイクラサーバーの構築に挑戦してみてはいかがでしょうか。