Proxmox VEの起動時に、毎回手動でVMを起動するのは面倒ですよね。
この記事では、Proxmox VEの起動時に特定のVMを自動で起動する方法を詳しく解説します。
設定はたった2ステップ、コンソールにアクセスしてオプションを変更するだけです。
VM単位で自動起動の設定ができるので、必要なVMだけを選んで設定可能。
管理の手間を大幅に減らせます!
この記事を読み終わる頃には、あなたのProxmox VE環境での面倒なVM起動作業から解放されているはずです。

さっそく設定方法を見ていきましょう!
動作環境

動作環境は以下の通りです。
- Proxmox VE 8.2.2
事前準備

事前準備として以下を済ませているものとします。
- Proxmox VEのインストール
- VMの作成
Proxmox VEの起動時にVMを自動起動する手順
Proxmox VEの起動時にVMを自動起動する手順は以下の2つです。
- コンソールにアクセス
- オプションの変更
それぞれ解説していきます!
コンソールにアクセス
まず、Proxmox VEのWebコンソールにアクセスします。
URLは以下の通りです。
https://<Proxmox VEのIP>:8006/
ログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
オプションの変更
ログイン後、設定を変更したいVMを選択し「オプション」タブを開きます。
「ブート時に起動」という項目を探し、チェックボックスをオンにします。
最後に「OK」をクリックして設定を保存します。
こんな感じになっていれば完了です!

この設定により、Proxmox VEの起動時に自動でVMが起動するようになります。
ちなみに、Proxmox VEは無償版リポジトリで商用利用できるんですよね。
Proxmox VEを無償版リポジトリで商用利用することについて知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

【まとめ】Proxmox VEの再起動時にVMを自動起動する方法
ここまで読んでいただきありがとうございます!
この記事ではProxmox VEの再起動時にVMを自動起動する方法について解説しました。
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- Proxmox VEのWebコンソールにアクセス
- VMの「オプション」タブから設定変更
- 「ブート時に起動」をオンに
以上のステップを踏むことで、Proxmox VEの再起動のたびにVMを手動で起動する手間が省けました。
この設定はVM単位で行えるので、自動起動が必要なVMだけを選択的に設定できます。
これからはProxmox VEの再起動後も、必要なVMが自動で起動し、すぐに使える状態になるでしょう。

VMの管理がより便利になった!